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Xserve RAID の代替えストレージとして、F5412E+ATTOをお薦めする理由

マルチパス機能とは? あなたのMacはマルチパス機能が使えていますか?

2009.4.17 

突然の発売中止

2008年2月Apple Computer社は突然Xserve RAIDの販売中止を発表しました。Xserve RAIDは1つのストレージモデルとしては世界屈指の販売実績を誇る大ブランドでしたが、Apple社はあっけなく販売中止を発表しました。

発売中止の背景

その裏には当然の判断が推察されます。最も明確なことはXserve RAIDにはパラレルインタフェースのIDEのドライブが使用されていますが、この時期、総てのHDドライブメーカはIDEドライブの製造中止を大手ユーザーに告知していました。また、コントローラの性能として、既に過去のものになりつつある2Gb FCのホストインタフェースを搭載し、現在の技術としては高いインテリジェンスを要求されるコントローラが比較的古い技術に依存し、ホスト側にインストールされたRAID Adminによる設定とモニタリングが欠かせない半インテリジェンスになってしまっていることが、将来性に不安を感じさせていたことも事実です。更に、多くのXserve RAIDユーザーに理解されていないことがあります。

マルチパッシング構成 図

Xserve RAIDでは使えないマルチマッシング機能

Apple 社は同社がリリースするTechnical Note TN2173によるとOS X 10.3.5の時点からMulti-Pathing機能をOSに実装し、デフォルト設定にしていました。この機能はXserveやPowerMacに複数のポートを持つHBAを装着し、ポートフェイルオーバーや、コントローラフェイルオーバー機能を持つストレージと接続することにより、エンタープライズクラスのマシンにすることができます。この機能をマルチパスと呼びますが、個々のストレージボリュームに対して複数のアクセス可能なパスを設定することで、高いパスフェイルオーバー機能をサポートすることができ、OS X搭載マシンで高いシステムの可用性を実現することができます。

OS Xに実装された最新のマルチパス

しかし、Xserve RAIDには2つのコントローラが物理的には搭載されていますが、周知の通り、Xserve RAIDに搭載された14台のドライブに関しては、1つのコントローラが7台のIDEドライブをサポートするだけで、万一、コントローラや、FCのパスに障害が発生した場合に片側7台のHDに収納されたデータへのアクセスはその時点で停止することになります。したがって、OS Xに実装された最新のマルチパスのメリットはXserve RAIDでは全く活かすことができないことになります。

OS X とSAN ストレージ

一方、OS Xではストレージに関してターゲットデバイス*レベルでマルチパスをサポートしており、LUN**レベルではサポートしていません。この方法はApple社のユニークな方法で、業界標準のディバイスサポート方式とは異なります。結果的には通常のストレージをサードパーティー製のHBAに接続しても、このターゲットディバイスとしてホストから認識されません。ただ、Apple社HBA(LSI製)を介することにより、認識させることは可能ですが、Apple社のHBAはエンタープライズ用SANスイッチとしてよく利用されるBrocade社SilkWormのSANスイッチから認識されません。
* はホストがイニシエータとなり、ストレージデバイスに対してホスト内で定義されたターゲットIDを与えられます。
** LUNはRAID装置で内で作成された論理的ボリュームで完全にユニークなID(WWWN)が与えられます。

システムの可用性を実現する F5412EとATTOF5412EストレージとATTO マルチパシング構成 図

以上の様な制限を回避する為に、Xyratex社はATTO Technology社と提携、Apple社のターゲットデバイス方式でのマルチパスにストレージとしてXyratex社製RAID装置を認識させることができるようになりました。勿論、Xserve や、PowerMacのFC1ポートと1対1の接続から下図に示す様な複数のPowerMacとXyratex社のストレージ装置をHBA、FCケーブル、コントローラ等を冗長化させるエンタープライズクラスのシステムの可用性を実現することができます。

『F5412E + ATTO』で実現するホストバスアダプタマルチパス構成ソリューションは、 ロードバランシング、パスフェイルオーバー機能によりストレージメディアへのとぎれることのないアクセスを確保する事で、 高可用性と高性能の要件を同時に満たすソリューションです。
また、Mac OS Xのマルチパス構成を解除し、複数の4Gb FCチャネルを使用して、広帯域のデータ転送を実現する等の、総てのユーザ アプリケーションをサポートするストレージを Apple Mac OS X環境で実現することができます。

ATTO Celerity 42 画像

ATTO ホストバスアダプタ(HBA)
Xyratex社、ATTO社が共同開発したMac OS X マルチパス構成対応のデュアルポートファイバチャネルホストバスアダプタ(HBA)。

▶Macマルチパス対応ドライバーを ATTO Technology社、Xyratex社が共同開発ニュースリリース

 

 

 

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