XRS RAIDストレージ事例ロゴ

株式会社シンシア AMO事業部

jipe-ji 
      概要
jipe-ji 
      株式会社シンシア AMO事業部様 紹介
jipe-ji 
      人生の大切な瞬間を「宝物」にする映像サービス
jipe-ji 
      「導入の経緯」
jipe-ji 
      「導入のポイント」
jipe-ji 
      構成図
jipe-ji 
      導入効果と今後の展望
jipe-ji 
      ダウンロード
jipe-ji 
      関連リンク

【概要】

SAN環境で映像制作ワークフローを高速化。「データの一元管理」、「データ移動をなくす」、「冗長化構成」、「SANストレージに直接アクセスする」、これら4つの要求を満たすシステムとして選択されたのが、XRSストレージとmetaSAN/metaLAN を使ったSANファイル共有システム。

 

【株式会社シンシア AMO事業部様 紹介】

株式会社シンシア AMO事業部は、結婚式や、誕生日といった人生の節目を映像・ペーパー・撮影などの制作・演出面からサポートしている企業です。 現在ではブライダル情報誌などでたびたび紹介されるなど、そのユニークかつ親身な映像制作が注目を浴びている企業です。 http://www.amo.am

 

【 人生の大切な瞬間を「宝物」にする映像サービス】株式会社シンシア 梶賀氏

株式会社シンシア AMO事業部は、結婚式や、誕生日といった人生の節目を映像・ペーパー・撮影などの制作・演出面からサポートしている企業です。人と人とを新しく結びつける、またより深く結びつける「絆」を中心に「感謝・感動・笑い・驚き」のある商品を提案しています。
「この事業を始めたのは、友人の結婚式のために余興ビデオを作ったのがきっかけです。友人にも、そのほかの招待客にも、とにかくみんなに喜んでもらえた。映像クリエーターとして得られる最上の喜びがあることを知って、それまでやっていたB to Bの映像制作では物足りなくなってしまった。
まもなくAMO事業部を立ち上げ、B to Cの映像制作ビジネスをスタートしました。」と、株式会社シンシア 代表取締役 梶賀裕司氏は語ります。現在ではブライダル情報誌などでたびたび紹介されるなど、そのユニークかつ親身な映像制作で注目を浴びている企業です。

TOPへ戻る

【導入の経緯 】

AMO事業部では、無記名の投稿やハガキなどを通じて積極的にお客様の声を収集しています。今回のシステム導入も「担当と連絡が取れない。」 「電話での待ち時間が長い。」といったお客様の声から始まりました。
「担当が休みの時は、ほかの者が代わりに対応しますが、担当者のデスクに行って素材を確認したり、どこまで制作が進んでいるのか把握するのは難しい作業でした。結果としてお客様を電話口でお待たせすることになります。」と AMO事業部 クリエーター 竹中尚文氏は振り返りました。
株式会社シンシア 竹中氏「それまでのワークフローでは、ローカルクライアントにデータを置き、担当がそれぞれの映像を制作していました。データを一元管理すれば、どこのクライアントからでもデータを確認できるようになります。また、セキュリティ面、 データの紛失や消失を防ぐためにも、ローカルにデータを置かないことは重要なポイントでした。フローの効率化を考えれば、各クライアントで行っている映像のレンダリングの待ち時間も解消できないかと考えていました。」
「調べていくうちに、これらの問題を解決するためにはSAN環境が必要だということがわかり、metaSANとmetaLANに興味を持ちました。」(竹中氏)

TOPへ戻る

【導入のポイント】

「データの一元管理」、「データ移動をなくす」、「冗長化構成」、「SANストレージに直接アクセスする」、これら4つの要求を満たすシステムとして選択されたのが、XRSストレージとmetaSAN/metaLAN を使ったSANファイル共有システムです。
通常、クライアント20台にファイバチャネルのインタフェースを介し、SAN環境を構築するには大きな投資が必要です。そこで弊社は、既存の1Gbネットワーク経由のクライアントに対しても、SANに直接接続されたワークステーションのように、SANストレージをファイル共有することができるシステムを構成しました。これはmetaSANとmetaLANを統合させたシステムです。
metaSANは、ファイバチャネルを介して接続されたストレージを複数のコンピュータから同時にSAN内のファイルを共有させることができるミドルウェアです。姉妹品であるmetaLANと統合させることで、LAN経由でSAN内の共有ストレージをローカルディスクのようにマウントし、ブロックレベルでのファイルアクセスが可能となります。
metaLANは、CIFSやNTFS等のプロトコルを仕様したNASと異なり、ネットワーク上での競合を最小限におさえ、複数のクライアントから同時に高速な共有ファイルアクセスを行うことができるので、大容量データを同時に複数転送する環境に大変有効です。
構成としては、metaSANで管理されたSAN/LANゲートウエイサーバを2台設置しました。この2台のゲートウエイサーバは、クライアントからのSANボリュームに対するアクセス状況に応じて負荷分散するロードバランサーとして機能します。また、内1台のゲートウエイサーバには、バックアップと、フェイルオーバー機能を持たせ、冗長化を図りました。ゲートウエイサーバ側は負担が少ないため、各クライアントで行っていたレンダリング作業をサーバ側に集約し、レンダリングサーバとしての機能を付加したことで、効率の良い映像ワークフローを確立することができました。
ストレージには、HDDを最大60台のまで拡張することができるF5412Eを採用し、これからも増え続けるデータに対しても柔軟な拡張性を提供しています。

TOPへ戻る

【SANを使ったノンリニア編集構成図】

低コストで実現する高速SANファイル共有映像編集ワークフロー 構成

構成のポイント
1. 低コストな高速SAN環境
2. SANファイル共有環境
3. 各ワークフローに合った転送速度の確保
4. 待ち時間の多いレンダリング作業の改善にレンダリングサーバを設置
5. 柔軟性のあるシステムの拡張性

TOPへ戻る

【導入効果と今後の展望 】

「今回の導入には、3つの効果がありました。お客様に対しては、担当がいなくても素早いレスポンスができる。クリエーター側としては、ローカルで行っていたレンダリングをサーバで行うため、時間に余裕が生まれた。 マネージメントとしては、全ての映像制作の進行を簡単に把握できる。」(梶賀氏)
「使い始めはネットワーク越しのデータのやり取りに違和感がありましたが、使ううちに慣れました。 何より今では、これがないと原始時代ですよ。 電気・ガス・水道・ストレージぐらい、インフラの1つとして当たり前に無くては困るものになりました。 」(竹中氏)
「なにより一番嬉しかったのは、クリエーターがお客様によく電話をするようになったこと。映像を編集していてクリエーターが悩むのは、お客様のことを知らないから。どんな映像で喜んでくれるのか、笑顔が想像できないからです。 新システムの導入で時間的余裕が生まれ、もっとお客様とコミュニケーションを取れるようになりました。 」(梶賀氏)
AMO事業部の今後について、梶賀氏は以下のように語られています。 「仕事はお金のためにするのではなくて、『笑顔x人数』のためにするのだと思っています。たくさんの笑顔を増やしたい。そして、そのお客様の笑顔を力に、ブライダル業界をも変えて行きたい。 」
急成長を続けるAMO事業部は、ビジネスの拡大に合わせ段階的にシステムの拡張を行っていく予定です。

TOPへ戻る

【関連リンク】

・高速SANファイル共有ソフトウエアmetaSAN
・マルチポイントゲートウエイmetaLAN
・XRS RAID ストレージ製品


ホワイトペーパーダウンロードボタン画像


TOPへ戻る